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アトピーに使用する漢方薬

今回は、現代病とも言えるアトピーでお悩みの方に向けての記事です。

アトピーといっても症状は様々で、症状や体質によって漢方薬は異なります。

そこで、今回は症状別にどのような漢方薬を服用すれば良いのか・・・という観点から書きますね。

その前に、そもそもアトピー性皮膚炎って何?というところから見ていきましょう。



アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎とは、アレルギー疾患の一つで、食べ物やストレス、日差しなどに肌が過敏に反応する、皮膚疾患です。


アトピー性皮膚炎の症状にはいろいろな種類がある!

単にアトピーと言っても、症状は人によって様々ですが、大きく分けると2つのタイプに分けることができます。


1:夏に悪化する炎症タイプ

患部が熱を帯びて赤く炎症しており、ジュクジュクして滲出液が出ていることもあり、痒みも強いタイプで、炎症を鎮める漢方薬を使用します。

・患部が赤く熱を持って痒いアトピーに使用する軟膏
 
↓↓
中黄膏(ちゅうおうこう)

→オウバクやウコンといった炎症を鎮める生薬が成分の軟膏です。患部が赤く熱を帯びている場合、または熱をもってジュクジュクしている場合に使用します。ステロイドのように副作用がないので、顔に塗っても大丈夫です。(ニキビなどにも使用します。)


・顔が赤く熱をもち、痒みが強いアトピーに使用する漢方薬
 ↓↓
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

→体質的に丈夫で暑がりで、特に上部に症状が出ており、患部が赤く炎症が強い場合に使用します。熱がこもりやすい体質で、顔が赤っぽくなっているのが特徴です。


・患部が熱を持ちジュクジュクしたアトピーに使用する漢方薬
 ↓↓
消風散(しょうふうさん)

→体質的に丈夫な人で、体が熱っぽく咽の渇きがあり、患部が熱を帯びてジュクジュクした分泌液が出ているものに使用します。
冷え性で貧血気味の人には使用しません。


・体が全体が熱っぽく、口の渇きや乾燥を伴うアトピーに使用する漢方薬
 ↓↓
白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)

→体力は中等度以上で、体全体に熱がこもっており、体液を消耗しているため、咽の渇きや大便が硬いなどの症状を伴う場合に使用します。舌が乾燥して、咽が渇いているのが特徴です。


・赤く腫れたニキビのような湿疹やアトピーに使用する漢方薬
 ↓↓
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)

→アレルギー体質で患部は湿疹のように赤く膨らみがあり、化膿していることもあります。炎症が強い場合は黄連解毒湯と併用することもあります。ニキビができやすいのが特徴です。


・症状は激しくないが、全身に痒みがあるアトピーに使用する漢方薬
 ↓↓
五物解毒湯(ごもつげどくとう)

体力は中等度で脂肪の代謝が悪く、便秘気味で、症状は激しくないが、全身に痒みを訴えるような場合に使用します。


2:冬や季節の変わり目に悪化するカサカサタイプ

・患部がカサカサし、時に粉をふくようなアトピーに使用する軟膏
 ↓↓
紫雲膏(しうんこう)

→漢方の軟膏で血行を良くして、皮膚を潤し再生させる、シコン、トウキという生薬が含まれており、患部は熱を帯びておらず、カサカサしているものに使用します。ステロイドのように副作用がないので顔に塗っても大丈夫です。唇の乾燥などによく効きます。


・患部は熱を帯びてないが、カサカサし痒みを伴うアトピーに使用する漢方薬
 ↓↓
当帰飲子(とうきいんし)

→貧血気味で元々、乾燥肌の人で、患部は熱を帯びていなく秋や冬になると乾燥して痒くなる場合に使用します。


・患部は赤く熱を持ち、カサカサし痒みを伴うアトピーに使用する漢方薬
 ↓↓
温清飲(うんせいいん)

炎症を鎮める黄連解毒湯(おうれんげどくとう)と、血行を良くし肌を潤す四物湯(しもつとう)が合わさった漢方薬で、患部が赤く熱を持ち、カサカサして、ときに粉をふくような場合に使用します。


・慢性的な皮膚炎で、肌が浅黒く、化膿しやすい体質のアトピーに使用する漢方薬
 ↓↓
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)

→温清飲が基になって作られた漢方薬で、症状は激しくないが、慢性的で、カサカサして熱を帯びており、時に化膿するものに使用します。肌は浅黒く、炎症体質で、扁桃腺炎やリンパ腺炎、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症)になりやすいのが特徴です。


・性格的に神経質で、肌が浅黒く、化膿しやすい体質のアトピーに使用する漢方薬
 ↓↓
柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)

→温清飲が基になって作られた漢方薬で、使用方法も荊芥連翹湯に似ています。小児から青年に使用することが多く、性格的に神経質で、落ち着きがない人やかんしゃくを持ちやすい人に使用するのが特徴です。



アトピー性皮膚炎に使用する漢方薬
http://yakuzenyu-yu.co.jp/category/82/




アトピーによく使用する漢方薬を紹介しましたが、これら以外にもあります。体質は十人十色で症状も人によって異なります。また、アトピーは季節や環境によっても変化しますので、なかなか改善しない場合は一度ご相談下さい。

お近くの方は来店して患部を直接見せて頂く方がいいです。また、遠方で来店できない方は電話相談も受け付けておりますが、メールにて患部の写真を送って頂けるとよりわかりやすく、漢方薬が処方しやすいです。



電話相談:0773-42-0429
メール:info@yakuzenyu-yu.co.jp

(ご来店のお客様がいる時は掛け直して頂くことがあります。)

相談可能時間:平日9時~18時 日曜日10時~17時 定休日:木曜日、祝日


 

2016-08-23 13:58:21

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