【製造元】赤尾漢方薬局
【効能・効果】
体力中等度をめやすとして、気分がふさいで、咽喉・食道部に異物感があり、
ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う次の諸症:
不安神経症、神経性胃炎、つわり、せき、しわがれ声、のどのつかえ感
【服用方法】
1日分(1袋)を袋のまま水 約600cc に入れ
半量まで、とろ火にて、約40~50分程かけて煎じ、
1日3回、食前(30分以内)又は、食間(食後2.3時間)に温めて
服用してください。
煎じた後の袋は必ず、よくしぼって捨ててください。
【成分】1日分(1袋分)
厚朴(コウボク)・・・・3g 茯苓(ブクリョウ)・・・5g
生姜(ショウキョウ)・・1g 半夏(ハンゲ)・・・・・6g
蘇葉(シソヨウ)・・・・2g
【漢方専門薬剤師からの注意点】
半夏厚朴湯(はんげこうごくとう)はストレスや緊張からくる鬱した気分を開くことで、
身体の緊張をほぐし、自律神経を整え、のどや胸の圧迫感、違和感をとる漢方薬です。
胸が締め付けられるような恋というのは、誰しもが経験したことがあるかもしれませんが、
これも一種のストレスであり、緊張により身体や気管が委縮した結果、胸が締め付けられる
というように感じるのです。恋をすると食欲がなくなるのは胃も委縮するためです。
ストレスによる感じ方は人それぞれで
・のどに何かが詰まったように感じる
・胸が圧迫されるように感じる
・呼吸が浅くなる
・声がかすれる、出にくい
など、感じ方はそれぞれですが、ストレスを感じ、ストレスを発散できずに気持ちがふさがると身体は委縮し上記のように感じます。

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