桂枝湯(けいしとう) 【第2類医薬品】
【製造元】一元製薬株式会社
【効能・効果】
自然発汗のある感冒、鼻かぜ、頭痛、悪寒、発熱、神経痛、リュウマチ
【用法・用量】
【用法及び用量】
大人 1回4~6錠
7~13才迄 1回2~3錠
【成分・分量】
(本品100錠中)
日局 ケイヒ末・・・・・・・・・5.0g 日局 シャクヤク末・・・・・・・5.0g
日局 ショウキョウ末・・・・・5.0g 日局 カンゾウ末・・・・・・・・2.5g
別紙規格(1)タイソウ末・・・5.0g 自社製別紙規格水性エキス(桂枝湯エキス):2.5g
【漢方専門薬剤師の注意点】
桂枝湯(けいしとう)は自然発汗を伴い、頭痛、発熱、寒気がするような風邪の初期に用います。
風邪の初期に自然発汗を伴うような人は、体力的にも虚弱な人で、温度変化や湿度変化などに対する体表部の抵抗力が弱く、皮膚の防衛力が低下している場合に現れるもので、漢方では表虚(ひょうきょ)と言います。
桂枝湯(けいしとう)はこのような表虚の熱症に対し、血行をよくし自律神経を整え、体表部の抵抗力を高める働きをします。
妊婦や出産後の風邪にもよく用いる漢方薬です。
一般的に、普通の体力があり風邪に対する抵抗力のある人は、汗が出ません。汗が出ず、寒気や頭痛、関節痛などする風邪には葛根湯(かっこんとう)を用います。